宇佐美みらとの穏やかブログ

メイドスキー歴10年くらい。秋葉原に関わる人が好き。穏やかに生きたい、穏やかラブな宇佐美みらとの個人ブログです。

美少女キャラは笑いかけてくるだけ

昔、某所で一緒に働いてた元メイドさん

彼女は見た目はクールだけど、たくさんのことに共感してくれた。

 

性格はサッパリしてるけど、こっちもリラックスできるというか

すごくラフな子で、そして何より超イケメンなメイドちゃんだった。

 

私は当時、彼女に対して彼氏のように甘え、腕を組みながら秋葉原を夜までデートすることもありました。

 

夜のアキバは、どこか切ないね。

二人でそんなことを言いながら、とらのあなアニメイトゲーマーズのポスターがライトアップされているのを見て

どこにいくわけでもなく、ポテポテ歩いていました。

 

美少女ゲームの女の子キャラが、ただただ笑いかけてくる。

その表情になんか胸がキュッとなって。

 

あの時、お互い夢とか悩みとかあって。

真剣に悩んでいました。

 

当時の私は、カミングアウトすると

その子を本当の恋人のように思っていて、勝手に安心感を覚えていました。

 

『みーたんは、口が小さくてかわいい』とか

『今日の髪型すき』とかピンポイントで褒めてくれて。

『お前はあざといんだよ』

と言いながらも、甘やかしてくれるその居心地がすごいよかった。

 

そんな二人を、ギャルゲーや美少女ゲームのキャラが笑いながらこっちを見下ろしていて。

 

なんだか見透かされているような、悪いことできない気持ちになりました。

 

だから、この今の悩みややりたいことには、嘘はつかないぞ。と噛み締めながらメイドちゃんの二の腕にキュッと絡まって、腕をポンポンしてもらった記憶があります。

乙女だなー甘えてたなー

 

もう何十年も前の話なのに、実はまだまだしっかりとお友達で

こないだ、めいたびっ!の同人誌を

ねぇ、ねぇ見て!と写真を送ったら

 

『かわいすぎわろた』

『めっちゃおもしろそうやんけ、漫画!』

『絵うま!』

『会いたいよー』

と言ってくれて、えへへっと照れながらも涙が出そうになりました。

 

だってたくさん時が流れて、今は別々のお仕事をしているのに。

一言話しただけで、あの頃に戻れるの。

あのアキバの風景を思い出して

なんか悲しくなる。

あの風景、覚えてるかな?

 

思えば初めての私のアナログ漫画を、コミケの帰りにじっくり見てくれたのも彼女だったんだ。

 

あの頃みたいに甘えられなくなっちゃったけど、本当は甘えたいな。

がんばったね、って頭ポンポンしてほしい。

 

会えた時に、勇気出して言ってみようかな。

可愛いカッコしてかなきゃね。